日中友好など絶対に不可能
 

今回中国で開催されたアジアカップによって、中国における反日感情がいかにすさまじいものであるか、多くの日本人が感じ取ったことであろう。今回の騒動はマスコミでもさかんに取り上げられ、その原因も紹介されていたのでもはやここで詳しく述べる必要はなかろう。中国における異常なまでの日本に対する憎悪と憎しみは90年代に入ってからの汚物皇帝江沢民が、中国共産党の政権延命のため、中国の奴隷人民たちの目を外に向けさせ、徹底した反日教育を行い、日本に対する強烈なまでの憎悪を駆り立てたためである。日本が謝罪していないからだとか、小泉首相が靖国神社に参拝に行くからなどというのは間接的な理由であって、直接的な理由でない。いや、こういった事情でさえも、冷静に考えてみれば、戦後の歴代首相は中国の指導者と会うたびに不必要なまでの土下座外交を繰り返しているわけだし、靖国神社参拝は決して軍国主義の賛美ではなく、戦没者の慰霊であり、平和を願っての行為である。であるからして、謝罪をしていない、靖国に参拝するからなどというのは間接的な理由にもなっていない。もはやこのようなことはいちいち説明しなくとも読者の方はとっくにご存知のことと思う。
では日中友好のためにはどうすればいいのだろうか。残念ながら現状では効果的な方法は存在しない。不可能である。いかなる努力を行っても時間と金と労力の無駄遣いであり、これほどまでに進歩や生産性のない行為はない。日本が官民挙げてひたすら中国に謝罪や反省をしても無駄である。どんなに謝罪をくりかえしたところで、中国政府やマスコミは「日本は一度も謝罪をしていない」「反省していない」「軍国主義を美化している」などと言われ続けるだけである。中国が納得してくれるような謝罪をするということは、わかりやすく言えば、人工衛星を打ち上げて、宇宙の果てを探し続けるようなものである。いったいどこにあるのか、いつになったら辿り続くのかわからない宇宙の果てまで人工衛星を飛ばし続けるのだ。そんなことをしても永遠に宇宙の果てには届かないであろう。そのために費やす膨大なお金と時間と労力を考えれば本当にばかばかしいことである。
1972年の日中国交樹立以来、日本政府は国民が汗水流して働いて納めた莫大な税金を中国にODAという名目で献上した。今までの総額は3兆円に登るという。ベトナム社会主義共和国の1年間のGDPとほぼ同じである。しかし、中国政府はこの援助の事実を中国人民に全く伝えないばかりか、李鵬などは日本の首相に「おまえらがやった侵略に比べれば援助なんか大したことないんだぞ」などという有様である。これについては、まるでアニメ「ドラえもん」の中で、ジャイアンにいじめられ続けるのび太のように情けない日本政府にも大いに問題があるが、破廉恥極まりない中国共産党はもはや常識のかけらもないといってよいであろう。これほど破廉恥な国は中華人民共和国だけである。何かをしてもらったら御礼をするというのは人間の常識であり、最低限の礼儀である。もしも中国共産党が日本が憎くて憎くてしょうがないのであれば、そのような国からは援助をもらうべきではない。金だけちゃっかり膨大にもらっておきながら、感謝もしないで五十何年も前のことで批判し続けるなんて本当に破廉恥である。
 日本企業が中国にたくさん投資して中国の経済発展に貢献すれば、「日本の経済侵略」と罵られる。今の中国では日本のドラマやアニメが盛況で、日本に興味を持つ中国の若者も増えつつあるが、その一方で「日本の文化侵略」という声を上げて、人民が日本を好きにならないように調整している。さらに60年前の抗日戦争を題材にして映画やドラマをさかんにテレビで放送し、日本の軍人(俳優は中国人)が中国人を殺したりおかしたりと残虐の限りを尽くす。このような映画をテレビで年がら年中放送し、「日本人=残虐」との印象を人民の脳裏に焼き付けるのである。
 日本人が中国の文化遺産の修復活動に協力しても、いっさいマスコミでとりあげないどころか、文化大革命で破壊されたものであっても、抗日戦争で日本が破壊したということになる。日本人が中国の砂漠で植林事業を行っても、農村に水道を通しても、中国政府、マスコミは絶対に人民には知らせないようにする。
 だいたいご理解いただけたであろう。日本人がどんなに誠意をこめて、日中友好にとりくんでも無駄なのである。いくら努力したところで、すかさず政府はほんとか嘘かわからないような反日の情報(2003年のチチハルにおける旧日本軍の化学兵器事件は記憶に新しい)を垂れ流して、中国人民の反日感情を日々高めているのである。
 現状で日中友好に努力することは、わかりやすく言えば、莫大な時間と労力とお金と生命の危険をかけて、少しずつ少しずつ地雷を撤去しても、独裁政府が次から次へと猛烈なスピードで地雷を埋めていく状態に等しい。そんな状態で地雷を撤去しても全く無駄であることはおわかりいただけるであろう。
 ではどうすればいいのであろうか。ここでは発想の転換が必要である。そもそも中国と友好関係を築かなければならない理由などどこにあるのだろうか。日中友好のために努力している人というのは、良心に基づいてのことと思うが、実際には日中友好とは偽善であり、不正義であり、悪に加担する行為である。
 中国とは現在の世界では珍しい完全な一党独裁国家である。むろん、世界最悪とはいわない。すぐ近くに北朝鮮というもっとひどい超独裁国家もある。しかし世界を見渡してみると、独裁的な国家は確かに少なくないが、中国ほどの独裁権力の強い国家はめずらしい。人民には参政権も言論の自由もなく、いまだに毎年たくさんの人が政治犯として収容され、筆舌に尽くしがたいほど残虐な拷問を行っている。(信じられない人はこちらをご覧いただきたい)
 中国共産党の被害にあっているのは中国人ばかりではない。チベット、東トルキスタンなどでは中国共産党による植民地支配が半世紀以上も続き、最初の30年間で、世界史上最も過酷な虐殺、拷問、破壊が行われた。最近ではそこまでひどくはなくなったが、現在では大量の中国人をチベットや東トルキスタンに移民、定住させ、これらの国々を中国へ同化させようとしている。
 中国の次なる侵略目標は台湾である。中国人は台湾は中国と言ってはばからない。中国と一緒にみなされることほど、台湾人にとって迷惑で侮辱なことはないであろう。だが実際に中国は496発のミサイルを福建省から台湾に向けて、いつでも発射できる準備をしている。南シナ海のベトナム、フィリピン領の島々は90年代に中国に侵略され、占領されてしまった。中国はわが国固有の領土である尖閣諸島をも侵略しようと虎視眈々と狙っている。それから、まだ中国政府は公式には言明していないが、人民日報などの政府機関紙では沖縄も中国領とほざいている。人民日報の主張は事実上の政府公式見解と考えて間違いない。
 このような世界でも一二を争う残虐国家となぜ友好関係を結ばなければならないのだろうか。これが正義ではなく悪であることぐらい、みなさんにもご理解いただけるであろう。
 日本はもっと他の親日国との関係を強化すべきである。アジアには台湾、モンゴル、東南アジア諸国、インド、中東諸国など、ほとんど親日国ばかりである。反日なのは中国、韓国、北朝鮮ぐらいであろう。しかし、こういった親日国をあまり重視せず、中国、韓国などの反日国ばかりとの関係を重視する日本政府および日本人は正気とは思えない。
数多い親日国の中で最も重視すべきはなんといっても台湾である。台湾は50年間の日本統治を経験し、日本とは極めて特別な関係にある。現在の台湾の歴史教科書や国立、公立博物館では日本統治時代が客観的に評価されている。台湾人は若者から老人まで概して日本人に対して友好的である。日本統治時代の近代化、さらには現在の日本文化に対する憧憬以外にもう一つ重要なこととして、台湾人と日本人はお互いに同族のような親近感があるようだ。一般的な台湾人はまちがいなく、中国人よりも日本人のほうに対して親しみを持っている。中国人とは言葉は通じるものの、中国人の考え方や習慣があまりにも野蛮すぎて到底彼らと同族意識が持てないようである。

日本と台湾はすでに経済、文化面で非常に深い関係にあるものの、それでも一般的に日本人は台湾のことをないがしろにしていると言わざるを得ない。台湾は国土全体が中国による侵略の危機にさらされており、それに対して日本人はあまりにも無関心過ぎないであろうか。日本人はもはや中国との関係を無視して、台湾との関係をよりいっそう強固にすべく努力しようではないか。

参考資料 アジアカップの日本サポーター  中国サポーター1  中国サポーター2 中国サポーター3

 

     日本人台湾独立促進会

 

 

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