【投稿文】謝長廷先生京都講演会参加レポート
 
 

投稿者:kina氏

2008年台湾総統選挙候補
謝長廷先生講演会
場所:京都大学芝蘭会館

空港への出迎えには参加できませんでしたが、謝長廷先生の講演会に参加したので報告いたします。

謝長廷先生は、京都大学の卒業生です。そこで日本での講演会はまず母校からということで、先に京都に来たとのことです。
まず出だしに、日本の明治維新の事をおっしゃっていました。先生が当時京都にいた頃は明治維新が大きな舞台でして強い印象があるとのことです。そして明治維新の事を李登輝先生にご教授いただき、謝長廷先生は台湾国内でも台湾維新を提案すると言いました。
当時、先生が大学時代の台湾人の多くはアメリカを目指していました。しかし、先生の家系が日本統治の影響もあり、日本への留学を決断しました。

台湾では「遠見」という雑誌があり、その中に記載されてる「現代台湾人の外国に対するイメージのアンケート」の結果を話しておりました。やはり大半が「日本」に好感を抱いているとのことです。 しかし、日本側からは台湾に対する政治、社会への意識は薄い。
あと、別の意識調査結果で、自分が台湾人だと思う人は70%もいるそうです。 以前は30%ほどだったといいます。

これには、過去国民党独裁時代を経て、、民進党が政権を勝ち取った、2000年以降にさらに台湾意識が固まった為だとも述べていました。
そのほかの理由に、@民主化が進んだこと、Aミサイルで威嚇をする中国への反感、B法律戦、精神戦、いろんな手段で威嚇をし、国連加盟をじゃまする中国への反感があるとのことです。

中国こそが問題の根源です。台湾は中国に対して平和的に勧めたいが、ただ条件として台湾の主権を持ちたい。 大国である強者が妥協する必要性があるのですが、今の中国にはそれがない。 真の強者は妥協すべきです。 それが「平和」の鉄則です。

台湾国民は民進党政権になってから中国との対話が進まないという不満もでております。しかし、1900年代のまだ中国が弱い時代は対話もでき、妥協もしやすいのですが、強くなればなるほど妥協を許さず難しくなっているのです。

日本と台湾の関係の強化を望んでいます。政治的な側面を日中で結んだように、日本と台湾でも結ぶべき。しかし、日本と台湾の上層部が関係を持つと中国が邪魔をします。望みは日本が中国を取り除き台湾に目を向けてほしい。日台と経済の交流の強化も望みます。日本の技術と台湾の中国に対する理解力があればとても強いものになります。

現代の台湾人は日本語が出来る人が減っています。しかし、まったく障害にはなりません。日本でも台湾との絆を重んじる人が増えているからです。若い日本人と台湾人が接する事も重要です。

最後に先生が言った言葉 「私が総統になったあかつきには、CO2等の環境問題にも積極的に取り組みたい。台湾と日本の関係を強化する事でアジア、世界に向けて改革できると思います。それこそが私が京都時代に学んだ、自由、民主につながる事です。」

と簡単にまとめましたが、いろんな台湾の方がおっしゃってる様に、先生も話の途中で「日本と台湾の密接な関係」は何度も強調していました。

 

 

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