中国から見た日本

中国との関係を考えた場合、一般的に中国では日本のことをどのように見ているかを知らなければならない。以下の文章は私の3年間の中国滞在経験をもとにし、中国での学校教育、テレビ、書籍やインターネット、または直接中国人との交流で得た対日観をまとめたものである。ほとんど誇張された部分はないはずだ。日本語を専門的に学ぶなど、日本と特別深い関係を持っている人でない限り、多くの中国人は日本に対して下記のようなイメージを持っている。日中関係を促進したい人も、中国とは距離をおくべきと考えている人にも参考になるはずである。

小日本は中国の東にある面積わずか38万km2のちっぽけな島国である。人口は1億2千万人程度で大したことないが、なんといっても面積はわが国の25分の1しかないので、人口密度が高く、窮屈な国だ。この国はアジアのはずれにあり、島国であり、歴史的に見ても辺境の地で、世界の文明の中心で多くの国々と交流してきた中国とは大きく異なっている。
この国の歴史は二千年程度で、五千年の歴史を誇る中国と比べるとなんとも心細い。それ以上に心細いのは、この国は古代から現代に至るまで何一つとして独自の文化、文明を築いてこなかった。日本の歴史は偉大な文明国である中国との交流により始まる。中国で漢字が発明され、立派な王朝制度を整え、儒教などの学問が発達し、立派な建築を創立し、高度な文明社会を築いていた頃、まだ小日本はやっと農業をはじめたばかりの文明のかけらもない原始社会であった。7世紀ぐらいになってやっと中国からの偉大な文明を吸収し始め、小日本もそれなりの文明化をはじめる。しかし小日本の文化とは竪穴式住居をのぞいては全て偉大なる中華文明のコピーである。悲しいことにこの国は自分たちで何一つ文化、文明を築くことができなかった。文字、王朝制度、都市計画、宗教、学問、音楽、建築、彫刻、絵画、教育、服装、などなどほんとに全て中国のコピーである。
偉大なる中国はその歴史上、常に世界の中心であり続け、世界に大きな影響力を及ぼしてきたのに対し、小日本は辺境の地であり、この国の歴史にはさほど見るべきものはない。わが国の歴史には孔子、始皇帝、劉邦、劉備、諸葛亮孔明、チンギス・ハン、孫文、毛沢東など世界的に有名な人物がたくさんいるのに対し、日本の歴史にはこのような世界に誇れる人物はゼロである。であるからして、日本の歴史など研究する価値もない。
だが、アジアの辺境であった日本も19世紀後半に転機を迎える。天皇中心の帝国主義独裁政権が誕生し、軍事力を強化し、アジアへの侵略の野望を抱くようになった。その課程で日本は封建社会から近代文明をとりいれるようになったといわれるが、全て欧米のコピーである。この時期、政治、経済、金融、教育、科学技術などあらゆる分野で欧米から吸収していったが、ここでも小日本の文明度の低さが現れている。このときも結局日本は独自の文明、文化、技術を生み出すことはできず、ただひたすら外国のコピーをするだけである。
小日本は実際に1974年江華島事件で朝鮮を侵略し、1875年征台の役でわが国の台湾を侵略し、1879年には琉球王国を侵略し、1894年には庚午戦争(日清戦争)でわが国を侵略し、1895年には台湾を侵略し、1901年北清事変で八カ国連合軍とともにわが国を侵略し、1904年にはわが国を舞台にしてロシアと戦争してその後の大陸侵略の足がかりとし、1910年には朝鮮を侵略して朝鮮王朝を滅ぼし、第一次世界大戦中の1917年には対華二十一か条の要求という屈辱的な要求をわが国に押し付け、1918年にはシベリア出兵と称してシベリアを侵略し、第一次世界大戦終了後にはマリアナ諸島(グアムやサイパンなど)を侵略した。まさに日本の近代史とは侵略に次ぐ侵略の歴史である。
さらにその後、世界史上もっとも恐ろしい侵略行為が行われる。1931年、小日本はわが国の東北地方を侵略し、抗日15年戦争が始まった。翌年日本はわが国固有の領土である東北地方を分離して偽満州国を築いた。さらにその後は中国各地を侵略し、虐殺に継ぐ虐殺、破壊につぐ破壊、強姦に強姦を繰り返した。日本の侵略は、その残虐さの面で、世界史上のあらゆる戦争と異なっている。日本兵は女を見ると必ず強姦した。強姦したあとには陰部に棒を差し込んで殺した。日本兵は中国人の人肉を好んで食べた。脳みそを食べたり、少女の太ももの肉で餃子を作ったりした。また、日本軍は非常に残虐な拷問によって中国人を殺した。爪と指の間に針を差し込んだり、爪を剥ぎ取ったり、生きたまま肉をえぐりとったり、女性の生殖器に銃剣を刺しこんだりなどなど数え上げればきりがない。またアジア各地から女性を従軍慰安婦として強制連行し、日本兵の性奴隷とした。1937年には南京を侵略して南京大虐殺を行い、30万人の南京市民が犠牲となった。ハルビンには七三一細菌部隊を創設し、中国人を実験台とし、残酷極まりない生体実験を行った。
日本軍は合計で3500万人の中国人を虐殺し、中国の被害総額は6000億ドルにのぼった。現在日本が中国へ供与しているODAの累積総額の20倍である。
日本が侵略したのは中国だけではない。フィリピン、ベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、ミャンマー、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、東ティモール、インドネシア、オーストラリア、南太平洋諸国など、アジアの多くの国々が日本によって侵略され、同じような虐殺や残虐行為を経験した。
だがわが偉大なる中国人民は中国共産党の指導の下、勇敢に戦い、最終的に日本の侵略軍を撃退した。中国の偉大なる勝利により、日本軍は逃走し、アジア諸国も日本の侵略から解放され、次々と独立を勝ち取ることができるようになったのである。
ここではっきりわかることがある。歴史的に見て、偉大なる中国が影響力を及ぼしている限り、アジア諸国も大きな恩恵を受け、平和でいられる。中国は日本のアジア侵略にも抵抗し、アジア諸国を解放した。しかし日本がアジアを侵略すると、虐殺につぐ虐殺、破壊に次ぐ破壊、略奪に次ぐ略奪、強姦に次ぐ強姦が繰り返され、アジアに大きな悲劇をもたらすことになる。
小日本は戦争で中国や東南アジア諸国から徹底的な略奪を繰り返した。そのため、現在の日本は「経済大国」と言われ、先進国の一員に数えられている。そのいっぽうで日本の徹底した略奪のせいで、アジア諸国の多くはいまだに貧しいままである。第二次世界大戦後、日本は今度はアジアに対して経済侵略を行った。アジア諸国から搾取をし、日本だけがゆたかになっていったのである。
しかし日本の搾取による発展も80年代で終わりを告げた。90年代に入り日本の経済成長は止まってしまった。日本は15年前からほとんど変わっていない。その一方で、中国は現在急速な勢いで発展している。中国の経済はまもなく日本を追い抜かす。すでにあらゆる分野で中国は日本を上回っている。宇宙開発の分野では2003年に中国は有人ロケットを打ち上げた。日本が打ち上げた人工衛星は次々と失敗している。中国にはすでに400メートル以上の高層ビルが建っているが、日本で最も高いビルは300メートルに満たない。鉄道総延長も高速道路の長さも中国のほうがはるかに上回っている。経済難の日本では鉄道や道路一本造るのにもお金が足りない状況であるが、中国はそんなこと関係なしに猛烈な勢いでインフラが整備されている。
実際のところ、日本は一人当たりGDPは確かに高いが、生活水準は高くない。実際の生活水準ではすでに中国は日本を越えている。日本に行ったことある人ならわかると思うが、日本人の住んでいる家は恐ろしく狭く、窮屈である。中国人の家は広くて快適である。やはり日本は国全体が狭いのだ。広大な国土を持つ中国とは違う。家だけではなく、日本にいると町全体がこじんまりとしていて、スケールが小さいことがよくわかる。道路が非常に狭く、歩道がきちんと確保されておらず、車がよこぎると非常に危ない。そのため、日本の道路はいつも渋滞していて、機能していない。建物も小さい建物ばかりが並んでいる。スーパーも小さく品揃えが乏しい。
日本で生活したことがある人ならわかると思うが、日本人の生活はどう考えても豊かではない。日本人はいつも「お金がない」というのが口癖である。学生ならまだわかるが、社会人になっても「お金がない」「お金が足りない」を連発する。それくらい日本人は生活に余裕がないのだ。中国人でこのようなことを言う人は滅多にいない。
一般的な日本人がどのような生活をしているのか、まとめてみよう。日本人は通勤におそろしいくらい長い時間をかける。2時間ぐらい当たり前である。原因は住宅事情が悪く、地価が非常に高いからだ。通勤には電車を利用する人が多いが、これがまた地獄の乗り物で、朝の通勤時間はおそろしいほどの混雑で、窒息死しそうなほどである。毎日このような通勤地獄を経験してストレスがたまる。日本人サラリーマンはそれを逆手にとって、女性のお尻を触って痴漢行為をおこなうことによって鬱憤をはらしている。中国での通勤時間は長い人でも30分程度である。
会社の中では軍隊のように前近代的な厳しい規則で縛られている。上司の命令は絶対とされ、上司に口答えをすることは罪悪と見なされる。しかも残業は当たり前、しかも手当てが出ないのもあたりまえとなっている。10分ぐらいのサービス残業なら中国人でも文句はないだろうが、日本人の場合、2,3時間のただ働きが当然のことのようになっている。通勤時間が異常に長く、会社での拘束時間も異常に長い日本のサラリーマンはいつも夜遅く帰宅し、ほとんど休まる時間もないままただ食事をして風呂に入ってすぐに寝る。そして次の朝また早朝に早起きをして出勤する。日本人は常に疲労を抱えており、週末はほとんど一日中寝ている。日本のサラリーマンの労働条件はほとんど奴隷状態に等しい。そのため、過労死が社会問題となっており、毎年多数の日本人が過労のため命を落としている。最近では過労に耐えられず自殺する過労自殺も社会問題となっている。一般的にサラリーマンが過労死しても、会社に責任を問われることはほとんどなく、死んだ本人の体調管理が悪いと見なされる。
日本はこれほど過酷な状況で働いているが、賃金は安く、物価は高い。日本では家を買った場合、35年のローンを組んで借金を返すのが一般的である。中国ではせいぜい10年ぐらいである。子供の教育費も異常に高く、日本の大学の学費は世界一高いと言われている。日本では地方出身者が子供を東京の大学に通わせた場合、一年間の学費と生活費は合計で300万円ぐらいかかる。中国では学費と宿舎の費用を合わせてせいぜい6000元(9万円)程度である。この金額は日本ではサラリーマンの年収に匹敵するのに対し、中国では2か月分の給料程度である。日本では食費も交通費も生活用品の値段も何もかもが高い。購買力平価で比較した場合、中国人のほうが生活水準が高いことは明らかである。
現在、日本の社会は様々な問題を抱えている。政府は汚職ばかり。政治家は自分の利権をあさることに熱心で国の将来のことなど考えていない。国会では醜い権力闘争や無意味で何の生産性もない非難合戦を繰り返している。そのため、日本の改革は遅々として進まない。わが国の全人代では生産的な議論が行われ、議院全員が国家の発展と利益を考え、重要な法案が次々と通っている。そのためわが国では政治分野でも改革の速度が目覚しく、経済発展にも大きく役立っている。
日本政府がかかえる借金は700兆円にものぼっている。日本の一年間のGDPを大きく上回っている。日本と言うとお金を持っているというイメージを持つ人がいるが、それは間違いである。日本は世界一の借金大国なのである。
日本の経済はいたるところで深刻な病を抱えている。銀行は膨大な不良債権をかかえ、次々と倒産している。そのため、日本人は銀行を信用できず「タンス預金」をしている。失業率は
表面上は5.5%程度だが、日本の失業率の計算の仕方は実に甘いもので、実質的には10%を超えている。中国の失業率は3.6%である。現在の日本は極端な就職難で街中は失業者で溢れ帰り、公園はホームレスによって占拠されている。
日本人のモラル、マナーの低さは醜いことこの上ない。若者は髪の毛を金色に染め、気色悪い化粧をしている。日本人はあたりまえのように他人との肉体関係を交わす。日本人にとっては男性であれ、女性であれ、体験人数が多ければ多いほど誇りとなる醜い習慣がある。そのため日本人は競っていろんな人間と肉体関係を持とうとする。最近では十代の女性が中年の男性に売春をする「援助交際」が流行となっている。結婚してからもこのような感じであるため、日本では離婚率が非常に高い。日本では真面目な恋愛、結婚をする人はほとんどいない。そのため最近の日本の若者は結婚したくない、子供がほしくないと言う人が非常に多い。結婚してもどうせ離婚するのがはっきりしているし、そうなると子供の処遇が面倒であるからだ。
日本の性に対する執着心はまるでライオンが獲物を捕まえるかのように強烈である。日本のコンビニではポルノ雑誌が普通に並べられ子供でも気軽に買うことができる。店員の前にポルノ雑誌を差し出しても店員は何も思わないし、買う人も恥ずかしいとは感じない。日本のポルノビデオは「世界最高の品質」を誇ることで有名だ。ビデオの中で女性が徹底的に虐げられている。どれほど醜く虐げられているかは、文明度の高い中国人の目や耳に耐えられないので、ここでは具体的な説明は控えさせていただきたい。
このような日本人の性道徳の退廃は、日本文化の根源的なものである。日本の神話によると、イザナギノミコトとイザナミノミコトが性交渉を行うことによって日本列島が作られたという。これではまるで日本列島全体が汚れた島のようであるが、それが日本の神話である。日本文学史上の最高傑作とされている『源氏物語』では光源氏が数十人の女性と関係をもつ恋愛遍歴が描かれているが、このような作品が文学史上の最高傑作とされるあたり、日本文化の水準の低さがお分かりいただけるであろう。江戸時代の文化はほとんど退廃的なものだ。浮世絵は実際にはほとんどが女性の裸体を描いたものだし、『好色一代男』『洒落本』などの退廃的文学が日本では高い評価を受けている。
日本人のモラルの低さはさまざまな事件を引き起こしている。2002年のワールドカップサッカーの時には、日本チームの勝利に歓喜した日本人が裸踊りをしたり、みんなと次から次へとキスを交わすなどの奇態が世界中に放送された。03年にはわが国で300人が集団売春をしたり、猥褻な寸劇を踊ったりと、外国にまで迷惑をかけている。実際、日本人は世界のいたるところで迷惑をかけている。近年、海外旅行がさかんになっているが、日本人は海外で名所旧跡を見学するのではなく、買春をし、麻薬を手にそめる。日本では物価が高いので、物価が安い海外に行くと金持ちになった気分になる。それでお金を振りかざして異性をナンパし、性交渉をする。日本人観光客の多い東南アジア諸国では日本人によって地域の道徳が乱されてしまった。日本人観光客は世界中で反感をかっている。日本人は外国に留学してもまともに勉強せず、遊んでばかりいてモラルは非常に低い。まじめに勉強して努力している中国人留学生とは大違いである。
日本の社会ではさまざまな差別が横行している。部落出身者に対する差別、沖縄やアイヌ、在日韓国人・朝鮮人、外国人対する差別、などなど数え上げればきりがないが、特にひどいのが女性差別であろう。人類の半分は女性である。日本ではその半分に相当する女性が差別の対象となっている。イスラム教のように1300年の伝統を持つ宗教と関係するのならともかく、日本ではとにかく女性の地位が低い。日本では女性は外で働くのではなく、家でおとなしくして家事を行うのがあたりまえと考えられている。女性は仕事をしたくても、女性というだけで企業から敬遠されてしまう。もちろん会社で働いている女性もたくさんいるが、重要な仕事は全て男性に独占され、女性は単なるお手伝い程度でしかない。女性は会社の中でセクハラをされるのが当たり前で、おしりを触られるぐらいは我慢しなくてはならない。会社では女子社員は欲求不満のはけぐちとして利用されている。女子社員がセクハラに抵抗しようとすると給料を減らされたりする。そのため、女子社員は何一つ文句を言えず、体を触られても笑って愛想を振り向かなければならない。結婚後は退職するのがあたりまえで、結婚後も仕事を続ける女性は滅多にいない。驚くべきことに日本では結婚して退社することを「寿退社」と呼んであたかも喜ばしいことのように考える。ただし日本の会社の過酷な労働条件を考えればわからないでもないが。
女性を家の中に閉じ込めておくのにはもう一つ重要な意味がある。男性は外で働くので自由である。日本の男性の8割は浮気をしているという。しかも日本では男性が浮気をしてもそれが当たり前のことであり、悪いこととは見なされない。むしろ日本人男性にとっては愛人がいることが名誉となる。日本語では不倫相手のことを「愛人」と称するが、これはまさに日本人の恋愛観・結婚観を表していないだろうか。中国語で「愛人」といえば配偶者を指す。しかし日本語では不倫相手である。つまり日本人にとって愛の対象は不倫相手であり、配偶者ではないのだ。北欧諸国のように性に対して解放的な国もあるが、北欧諸国と日本との決定的な違いは、日本では男性のみが浮気を許され、女性の浮気は許されないことである。かつての日本には「姦通罪」というのがあったが、これは女性のみに適用され、男性が不倫をしてもとがめられないと言う恐るべき女性差別の法律である。
家庭の中では夫が絶対君主として振る舞い、妻は夫に逆らうことは許されない。夫が妻に暴力を振るうドメスティック・バイオレンスは日本ではあまりにも日常茶飯事なので、あまり問題とされていない。日本では夫が妻に暴力を振るうことは悪いことと見なされず、妻に傷害を負わせても、夫婦間であれば、傷害罪に問われることもない。
日本人の差別意識は子供のときから培われる。日本では小学校から高校に至るまでいじめが深刻である。背が低い、背が高い、太っている、顔が醜い、成績が悪い、成績がいいなどなどあらゆることがいじめの対象となる理由となる。一言で言えば、他人と違うことがいじめの対象となる。こうして大人になっても他人とちょっとでも違う人は差別の対象となってしまうのである。当然ながら外国人は必ずと言っていいほど差別される。外国人にとって日本は世界一住みにくい国である。とはいっても西洋人の男性にとっては日本は天国かもしれない。日本人の女性は西洋人の男性が大好きで、お金を払ってでも西洋人の男性に抱かれたいと考える。日本の大学の留学生宿舎では毎日日本人の女性が西洋人の部屋を出入りしている。
日本の社会の退廃は当然治安の悪化をもたらしている。現在、日本では殺人、強盗、ヒッキングなどの凶悪犯罪が激増しており、夜安心して外を歩けないほどになっている。また、中学生が両親を殺したり、14歳の少年が小学生の首を切って学校の前に転がしたり、町内会のイベントでカレーに毒を入れたりと、中国では信じられないような犯罪がたくさん起こっている。特に衝撃的なのは宗教団体が地下鉄に毒ガスをばらまいた事件であろう。世界史上例のないこの事件はやはり日本社会の深刻な病理を表している。だが恐るべきことに日本政府は最近の日本の治安の悪化は外国人のせいにし、とくに中国人のせいにしている。実際のところ中国人の犯罪は日本人が犯す犯罪と比べるとごく一部であるのに関わらず、外国人に責任をなすりつけるところがいかにも日本人らしい。品行方正な中国人と野蛮で下品な日本人を比べた場合、どちらが犯罪が多いかは明らかである。もはやこれだけ説明すれば十分であろう。高度な文明度と高い道徳基準を誇るわれわれ中国人と比べて、日本人の文明度はゼロで道徳のかけらもない。
このように日本の社会には何一ついいところがないため、日本人の多くは現在と未来に絶望している。日本では年間3万4千人が自殺しており、人口比で世界トップレベルである。日本ではアメリカと違って銃が普及していないにもかかわらず、この自殺率の高さは驚異的である。
日本政府は日本国内の絶望的な状況から目をそらすかのように、国民に愛国心を煽っている。日本では過去のアジア諸国に対する侵略を「聖戦」として正当化し、かつての侵略者を英雄として祀り上げている。小泉首相をはじめ、国会議員の多くが靖国神社に参拝し、軍国主義を賛美している。日本政府には反省のかけらも見られない。その証拠として日本はアジア諸国に全く賠償しなかったばかりか、一言の謝罪もしていない。そのため、日本は世界中から反感をかっている。子供たちに対しても、捏造して日本を正当化した歴史観で教育し、日本人を洗脳している。実際に現在の日本では、あの悪名高き軍国主義の頭目である石原慎太郎がかなりの支持を受けている。
日本の過激なナショナリズムの対象は主に中国へ向けられている。日本はかつてアジア諸国を占領下においたことを栄光の歴史と考えている。しかし現在、中国が猛烈な勢いで発展し、アジア一の大国となったことに対し、日本人は悔しくてしょうがない。日本人は再び日本がアジアを征服しなければならないと考えている。
日本の軍国主義の復活は各所で見られる。日本では憲法9条を改正して再び自由に戦争ができる国へ生まれ変わろうとしている。すでに90年代にはいって日本は世界各地に自衛隊を送り込み、戦争目的ではないとはいえ、世界を恐怖に陥れている。自衛隊の海外での活動が将来の世界侵略の準備であることは言うまでもない。
日本は恐るべき恩知らずの民族である。古代から偉大なる中国はこの日本に対して様々な文明を施し、日本は恩恵を受けてきた。そのおかげで日本文化は飛躍的に進歩することができた。もし日本が中華文明の恩恵を受けなければいまだに近代化から程遠い原始社会であったことは言うまでもない。侵略戦争が終わった後は、中国は日本に対し最大限の寛大な態度で接し、賠償金をも放棄した。しかし日本政府はそのことに全く感謝しないばかりか、国民にそのことを全く知らせず、徹底した反中教育を行っている。最近の日本での治安の悪化を中国人のせいにするのがいい例である。かつて1920年代に関東大震災が起こったとき、日本はこの災害を朝鮮人のせいにしてたくさんの朝鮮人を殺したが、この例でもわかるように日本人は責任を他に擦り付けることが非常に得意な民族である。
恐るべきことに、日本は今でもわが国固有の領土である釣魚島を占領し続けている。そしてわが国の領海の大部分を日本の領海と主張するなど傲慢なこと限りなしである。いったいどこまでわが中国を侮辱すれば気がすむのであろうか。今まで偉大な文明国である中国の政府は極力この野蛮な日本に対し寛大な態度をとってきたし、偉大なる中国の人民もよく我慢してきたが、人民の我慢も限界に近づいている。2004年に中国で開催されたアジアカップでは、観衆の多くが日本の相手チームを応援したが、日本のマスコミはこれを、実際には存在しない反日教育の結果であると宣伝した。
このように日本は世界一醜い国であり、実際日本は世界中から憎まれており、日本は世界で孤立している。これは当然の結果であろう。ここまで横暴な国は世界中のどこにもない。
日本が世界中から憎まれない普通の国になるためには、もう一度中国の偉大な文明を学ぶことであろう。そして日本政府は正義と平和の国である中国のいうことを良く聞き、中国に逆らうべきではない。日本を放置すると、再び半世紀前のように軍国主義化してアジアを侵略することは明らかである。そうならないためにも、偉大なる中国は世界の平和のため、しっかりと日本の行動を厳しく監視
る義務がある。

 

 

    

 


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