今年最初の政治決戦 3/11嘉義市立法委員補欠選挙

 

今年最初の政治決戦となる嘉義市立法委員補欠選挙が3月11日(土)に行われる。嘉義市は人口27万人だが、台湾では台北、高雄、台中、台南、基隆、新竹に次ぐ第七位の都市である。嘉義県には属しておらず、台湾省の省轄都市である(省轄都市というのもまた不可解で改革が必要だと思うが話がそれるのでここではこれ以上述べない)。日本人にはなじみが薄いと思うが、台湾の声の読者にとっては、日本統治時代の1922年に建設された嘉義市政府庁舎取り壊し問題で台湾の声が保存を訴えていたのは記憶に新しいと思う。
 台湾派政党は昨年12月の地方選挙で大敗するなど、どうもここ最近はぱっとしない。補欠選挙とはいえここで勝利をもぎ取って勢いを取り戻したいところだ。現在立法委員会は台湾派が100議席、中国派が111議席となっており、台湾派の劣勢にある。しかも無党団結連盟は中国派と組んで陳水扁政権の国家統一委員会廃止に猛反対しているので事実上中国派と見てよい。すると立法委員の勢力図は以下のようになる

台湾派100
民主進歩党88
台湾団結連盟12

中国派117
中国国民党86
親民党24
新党1
無党団結連盟6

無所属3
欠員5

 たかが1議席の補欠選挙とはいえ、無視はできない。1議席でも多く劣勢を挽回し、勢いを取り戻したいところだ。日本でも補欠選挙は政権に対する国民の途中審判の意味合いがある。台湾政界ではちょうど今国家統一委員会と国家統一綱領を廃止するかどうかでもめにもめている。これに対し台湾国民の審判を仰ぎたいところだ。
 選挙戦は民進党の陳麗貞と中国国民党の江義雄の一騎打ちとなっている。陳麗貞は前嘉義市長である。昨年12月の市長選挙で再選を目指したが、国民党の黄敏恵との女性同士の対決で惜敗した。とはいえ今回の補欠選挙では江義雄と比べ知名度は抜群であり、陳麗貞に有利であることは間違いないであろう。
 

 参考資料 昨年12月の嘉義市長選挙結果
黄敏恵 中国国民党 54.63%
陳麗貞 民主進歩党 45.37% 

陳麗貞プロフィール
1947年7月6日生まれ
中国医薬学院環境医学研究所修士課程修了
主な経歴
嘉義市環境保護局局長
行政院衛生署処長
嘉義市副市長
台湾省政府委員
嘉義市代理市長
嘉義市市長

参考HP
民主進歩党(現在トップページから陳麗貞特集ページがリンクされています)
嘉義市政府
中央選挙委員会

 

黄敏恵嘉義市長(左)と握手する陳麗貞候補(中央)

 

中央が陳麗貞。右端は台湾団結連盟秘書長の羅志明、右から二番目は陳明文嘉義県長、三番目は蘇貞昌行政院長、五番目は遊民進党主席。

 

今回の選挙で争う陳麗貞と江義雄が握手。

 

江義雄の応援演説をする馬英九


     

 

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