「生命線・台湾」防衛要求運動趣意

(台湾の声より転載)


中国が「中国統一」、つまり台湾併呑を国家目標に掲げ、軍備拡張に狂奔する目的
は何か。それはその島を手中に収め南支那海と東支那海を制するとともに、そこを
太平洋への軍事進出基地とし、東アジアと西太平洋における覇権を確立して核戦力
を背景に米国と対峙し、中国を盟主とする新たな国際秩序を建設することにある。
もしこの所謂「中華の再興」が達成されたあかつきには我が国は、かつてのABC
Dラインを想起するまでもなく、完全にこの国によってシーレーンを扼され、生殺
与奪の権を奪われることは明らかだ。台湾が我が国の「生命線」とされるゆえんは
実にここにある。

しかし我が国政府は中国に対し、東支那海の天然ガス田採掘権や尖閣諸島領有権の
問題で何ら有効な措置を採れずにいるばかりか、台湾問題に至っては、戦略はおろ
か政策一つすら持っていないと言う驚くべき状況にある。つねに中国政府が「日中
関係の政治的基礎」として「歴史問題」と「台湾問題」の二つを持ち出し、それぞ
れにおける服従を要求するなか、靖国神社問題に代表される「歴史問題」では辛う
じて抵抗は見せているものの、「台湾問題」に関しては何ら為す術がないと言うの
が現実なのだ。

例えば総理大臣以下は事あるごとに中国政府の要求に唯々諾々として「台湾独立は
支持しない」と誓約し、実質上台湾問題を中国の内政問題と承認しているのであ
る。だが戦後我が国は、サンフランシスコ媾和条約に基づいて台湾の主権を放棄し
ただけであって、中国に「台湾返還」などしていない。したがって中国の台湾領有
権の主張にはまったく根拠はなく、台湾の主権は台湾人にのみ帰属すると言うのが
国際法上の事実なのだ。つまり我が国政府は中国に媚びるあまり、法も事実も敢え
て無視し、台湾の住民自決権をも蹂躙しているのである。

かつて我が国国民は一丸となり、生命線であった満蒙の確保、防衛のために多くの
血を流し続けてきた。ところがそれに比べて今日の政府は、ここまで自ら進んで生
命線台湾をこの敵性国家に譲り渡そうとしているのだ。しかも台湾政府からの軍事
同盟締結の訴えを一切黙殺しながらだ。これはまさに完全なる事大主義、敗北主
義、亡国主義以外の何物でもない。これでいったいどのようにして、中国の侵略の
野心に歯止めをかけることができると言うのか。

我々は政府に対し、中国の膨脹覇権主義への毅然たる対処を断固要求するものであ
る。これは我が国の生命線防衛を求める運動であり、生命線を死守する気概の回復
を訴える運動であり、国家の正常化を求める運動であるに他ならない。

ここにおいて我々は、以下を政府に対して要求するとともに、これを支持する世論
の喚起を行う。全国国民もまた、立ち上がれ。

一、政府は「台湾返還の事実なし」を国際社会に訴え、中国の台湾併呑の動きを抑
  止せよ。

一、政府は集団的自衛権の行使の承認など、台湾有事に備えた法整備に着手せよ。

一、政府は中国の軍拡に対処すべく、海空の防衛力の増強を進めよ。

一、政府は日中国交断絶をも恐れることなく、日台米軍事同盟の締結を検討せ
  よ。

                           以上

   平成十八年十二月二十日

                    台湾人英霊に応える会代表 飯田義人
                  維新政党・新風東京都本部代表 鈴木信行
                     台湾研究フォーラム会長 永山英樹
                     主権回復を目指す会代表 西村修平
                         靖國会事務局長 沼山光洋
                         政経調査会代表 槇 泰智
                   MASUKI情報デスク代表 増木重夫

 

     


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