台北・高雄市長選挙結果

　

 

1994年台北市長選挙

　

民主進歩党

陳水扁

615,090 票

新党

趙少康

　424,905 票

中国国民党

黃大洲

 364,618 票

 

紀榮治

3,941 票

合  計

 

1,408,554 票

　

 

　

1994年高雄市長選挙

　

中国国民党

吳敦義

 400,766 票

民主進歩党

張俊雄

 289,110 票

新党

湯阿根

25,413 票

 

施鐘響

 13,084 票

 

鄭德耀

 7,513 票

合  計

 

735,886 票

　

　

 

1998年台北市長選挙

　

中国国民党

馬英九

 766,377 票

民主進歩党

陳水扁

 688,072 票

新党

王建煊

  44,452 票

合  計

 

    1,498,801 票

 

1998年高雄市長選挙

　

民主進歩党

謝長廷

387,797 票

中国国民党

呉敦義

383,232 票

 

鄭德耀

18,699 票

新党

呉建国

 6,457 票

合  計

 

 　796,185 票

　

　

 

2002年台北市長選挙

　

中国国民党

馬英九

873,102票

民主進歩党

李應元

488,811票

　

合  計

1,361,913票

　

　

 

2002年高雄市長選挙

民主進歩党

謝長廷

386,384票

中国国民党

黄俊英

361,546票

　

張博雅

13,479票

　

施明德

8,750票

　

黄天生

1,998票

 

合  計

772,157票

 

　

　総括と展望　地方の首長選挙だからといって侮ってはいけない。陳水扁前台北市長は現総統であるし、馬英九現台北市長は将来の有力な総統候補である。国政への影響も小さくない。過去三回の選挙を見てはっきりわかることは中国派政党の最左翼である中国新党の低落が激しいこと。台北市長選挙で30.17％→2.97％→候補者を擁立せず。高雄市長選挙では3.45％→0.81％→候補者を擁立せず、となっている。国民党は台北で得票率を増やし、民進党は高雄で得票を増やしている。

　今後の展望としては、06年の台北市長選挙で馬英九が再び立候補すれば再選される可能性が高いが、前回よりかは（64.1％）得票率を減らすであろう。馬英九が国民党主席となって台北市長選挙を辞退すれば、民進党にも勝つ見込みがあり、台北、高雄両市で政権を取れる可能性もある。とはいえ、06年の台北市長選挙で再選され、任期を残したまま総統選挙に出馬することもありうる。

　現時点では民進党と国民党は3勝3敗で五分五分である。今後の展開に目が離せない。

　

　　　

　

　

　

 

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