謝長廷、「命を懸けて台湾を守る」

屏東県長昌総統選挙対策本部は3月6日、東港消防局そばの広場で「民主護台湾」集会を開催。謝長廷総統候補と蘇貞昌副総統候補は馬英九の主張するひとつの中国市場、中国学歴の承認、中国資本の開放政策を批判した、謝長廷総統候補は、祖先が400年かけて築いた台湾の土地を中国に売り渡すことはできない。命を懸けて台湾を守ると語った。

さらに謝長廷は以下のように語った。国民党は立法院で4分の3議席を占めている。総統の座を必ず確保し、台湾の民主を守らなければならない。

馬英九は両岸共同市場を主張しているが、これは事実上一つの中国市場だ。これが実施されたら、工場が倒産し、労働者は職を失い、農民も潰される。中国の汚染された作物が台湾に大量流入したら、全国民の健康に甚大な悪影響をもたらす。

さらに謝長廷は、台湾人民の安全と健康、利益、尊厳を守り、台湾の祖先が切り開いてきた歴史を認識し、台湾の主体性を維持する。馬英九には台湾の主体性が理解できるだろうか。台湾の祖先は中国での生活を望まず、夢と自由と子孫の繁栄のために台湾に渡ってきたのだ。これが台湾人民の意志だ。総統であろうと台湾の主権と主体性を変えることなどできない。

蘇貞昌副総統候補は、馬英九が主張する中国学歴承認について、台湾の子供たちは皆勉学の機会を奪われてしまう。両岸共同市場についても、中国には2億人の失業者がいる、彼らの10分の1が台湾に来たら、国民は職を失う。短期的な経済のために台湾の主権を失ってはならないと主張した。

さらに両候補は、台湾の祖先は400年かけて台湾を築きあげてきた。我々の主人は自分たちで決める。国民党に子孫を売り渡す資格はないと述べ、台湾を守り抜く決意を表明した。


 

 

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