第2回テレビ討論会終了後、各メディアの世論調査で「馬降謝昇」、つまり馬英九の支持率が低下し、謝長廷の支持率が上昇するという現象が起きている。謝長廷陣営によると、馬英九は一つの中国市場や中国学歴の承認などの主張を貫徹できなかった優柔不断な態度が支持者の失望をかったからだと分析している。
謝長廷陣営が行った最新の世論調査では馬英九の支持率は45.8%、謝長廷の支持率は39.7%で、双方の差は6%程度まで縮小している。特に彰化以南の中南部の農業県市では、中国市場開放による中国の農産品大量流入に対する心配から、両陣営の支持率は互角、もしくは謝長廷陣営がやや有利な情勢となり、謝長廷陣営が最も苦戦していた桃園、新竹、苗栗地域でも30%開いていた差が20%以内に縮まっている。
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